【 PER】と【PBR】 株式投資初心者がおさえておきたい用語

注意書き

本記事内で実際の上場企業に関する情報をお伝えしていますが、購入を促すものではありません。

取引の際は全て自己責任でお願いします。

 

 

こんにちはポジティブマンです!

今日は前から考えていた「株式投資初心者が抑えておきたい用語説明」をお送りしたいと思います!

わかっているようでよくわからない。そんな方も是非読んでいってください!

 

まずは言わずと知れた

PER(Price Earnings Raio)

PERとは「株価収益率」のことで、1株当たりの利益(純利益)に対して株価が何倍まで買われているかを表したものです。言い換えるとその時のお買い得感を表しています。

下の写真は僕が先日実際に購入した上場企業ミロクさんの企業情報です。購入の詳しい話は過去記事の株式投資初心者の僕が現在購入しようとしている銘柄、初心者投資家リスクオン&リフトオフ!!必殺★単元株未満投資を参照下さい。

 

 

 

PERの計算で必要なのは「株価」と「1株純利益」です。

左の写真から2019年11月25日の株価は2051円ということがわかります。

右の写真でわかりにくくて申し訳ないですが、1株益の列に記されている344.2円が2019年10月の予想1株利益になります。

 

PERは「株価÷1株利益」で計算できるので

2051÷344.2=5.9587

となり、左の写真には19年10月の予想PERとして6.0が記されています。

 

PERは低い方がいいのですが、いちがいに何倍以下であれば安い、高いという明確な基準はありません。ただ、株式市場の平均値が約15倍となっているので、それ以下であれば割安。10倍以下であればかなり安いと判断できます。

この話からいくと僕がミロクさんの株を買った時、PERは10以下だったのでほかの要因を考えなければかなりお買い得と言えるでしょう。

ただ、PERだけをみて、購入判断を踏み切るのは危ないので気をつけましょう。お買い得になっている株は、なぜお買い得なのかを考えなければ、痛い目をみることになります。

たとえば、売上が落ちて経営難になるとわかればその株は一気に売られてしまいます。

1株利益が落ちる前に、株価が急落すればPERは下がるのです。

 

ですから、他の指標でも言えるのですが、1つの指標で株売買を行うのは大変危険ですし、逆に言えば指標をいくつか合わせて使えば、リスクも下げられるということです。

なお、1株利益は企業業績の純利益から計算されるのでそちらもおさえておくといいでしょう。

 

 

PBR(Price Book-value Ratio)

PBRは「株価純資産倍率」のことで、企業の資産面から株価の状態を判断する指標です。

簡単に言い直すと「株価と資産を比べている」です。少しわかりにくいと思いますが、株価と純資産を比べてどちらの方が価値があるのかをざっくりみていると思ってください。

PBRを計算するには「株価」と「1株あたりの純資産」が必要です。

 

先ほどのミロクさんの企業情報を見てみましょう。

株価は先ほどと同じ2051円とし、1株あたりの純資産は下の写真の右下に記されています。

見えますでしょうか?1株純資産19年7月のところですが、4,584円となっています。

ですので

PBR=2051÷4584=0.4474

となり、四季報には0 .45と記されています(最初の写真左に記されています)

 

PBRは1倍以下だと割安だとされています。

ですので、僕が購入したミロクさんの株も割安だということが言えるのです。

 

PBRもPER同様、それだけで株購入の判断材料にしてはいけません。

まず、PBRは企業が公開している情報から計算するのですが、資産の情報は100%正確とは言えない部分があるのです。

他にはPERと同様、売上が落ちたり、不測な事態が起きたりしたときに株価は急落します。

当たり前ですが、その場合PBRの数値は落ちます。

 

じゃあ、PERとPBR以外の指標ってなにをみたらいいの?ということになりますが、それは次回の用語説明の時にしたいと思います。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。

皆さんに素敵な投資ライフがありますように⭐️